ブラウザ上で動く GDevelop オンライン版を試してみた感想
[2023年03月23日更新]
[2022年10月09日更新]
[2021年11月29日更新]
v5.0.140 から GDevelop アカウントがあれば、ゲームをクラウドに保存できるようになりました。
これにより、充分実用的なレベルに達したと思います!
あくまでも「オンライン版はお試し用」という位置付けだとは思いますが、どこまでできるのか調べてみました。
ちなみにブラウザ上で動くなら、スマホでも使えるのではないかと思い、無謀にもスマホのみでゲーム制作にチャレンジしてみた動画はこちらですw
2021年1月バージョン↓
さらに、2021年11月にも再チャレンジ↓
かなり根気は必要ですが、作れなくはないなと感じました。
スマホだけでアプリ化まで出来てしまうゲーム制作ツールは、なかなか無いと思います👍
でもせめて、タブレットくらい画面が大きくないと、やっぱツラいですね😅
GDevelop オンライン版ではできないこと
数は意外と少ないのですが、致命的な事も少なくありません😥
その1. オリジナルの画像やサウンドなどが利用できない
2022年9月のバージョンアップ(v5.0.143)で、ファイルのアップロードにも対応しました。
これによりオリジナルの画像やサウンドが利用可能になり、この問題は完全に解決されました👏
なお、下記の URL 指定の方法も引き続き利用可能です。
2021年11月のバージョンアップ(v5.0.122)で、URL でファイルを指定できるようになりました。
つまり、自分の Web サーバーにアップしたファイルを利用できるようになった……のですが、残念ながら CORS 対応は Web サーバー側、つまり自分でおこなう必要があります。
設定にはサーバーの知識が必要で、設定できないレンタルサーバーも少なくありません。
なのであまりお手軽に利用できる機能では無いと思います😢
最近はアセットストアも充実してきたので、普通にそちらを利用したほうが良いです。
これはキツイw
利用できるのは Asset Store にあるものだけです。
(スターターを利用すれば既存のリソースは利用できます)
リソース画面で無理やりパスを書き換えることはできますが、プレビューすると CORS で表示されないっぽいです。
その2. 外部アプリが利用できない
2023年1月のバージョンアップ(v5.1.156)で、利用できるようになりました👏
画像ファイルが使えないなら Piskel で作成を!っと思っても Piskel はデスクトップ版にしか付属していないので、使えません。
同様に Jfxr と Yarn も利用できません。
その3. デバッガーが利用できない
2021年11月のバージョンアップ(v5.0.122)で、利用できるようになりました👏
まあまあ不便。
当然、プロファイラーやネットワークプレビューもできません。
代わりに Chrome DevTools を使えばなんとかなりますが……
その4. 拡張機能のインポート
公式に配布されている拡張機能は利用できますが、オリジナルの拡張機能をインポート・エクスポートすることはできないようです。
でも作ることはできます。
GDevelop オンライン版の使いみち
GDevelop をインストールせずに試してみたい未経験者の方はもちろん、デスクトップ版を利用しながらでも、プロジェクトを閉じることなく、色々と試してみることができるので、テスト環境として利用できると思います😉
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