投稿

公式ゲームジャム GDevelop 3D Jam が開催!

イメージ
ゲームジャム(Game Jam)とは、決められた期間内に決められたテーマに沿ったゲームを作成して発表しよう!というイベントです。 GDevelop 3D Jam GDevelop は過去にもたくさんのゲームジャムを開催してきましたが、今回はなんと 3D に焦点を当てたゲームジャムが開催されることになりました😲(急にどうしたw) どっかのバカ が 2D ゲームエンジンである GDevelop でも 3D ゲームが作れる可能性を示してしまったことが原因かもしれませんが、それにしても思い切ったことを企画するなと思います。 当然、Discord では賛否両論なことになっていますが、多少のリスクは気にしないで突き進むその姿勢……私は嫌いじゃないですよ😉👍 また、公式もついに 3D オブジェクトの実装を開始したことが明かされました。 まだその詳細は不明なため、どんな事ができるのかは分かりませんが、2D ゲーム並みの手軽さで 3D ゲームも作れるようになるかもしれないと思うと、期待せずにはいられませんね。続報が待ち遠しいです! で、ゲームジャムの話に戻りますが、今回も賞品があります! 🏆賞品🏆 総合スコアが高い上位3つのゲームが勝者となり、以下のような賞品が送られます。 ゲームが GDevelop のゲーム公開サイト gd.games で1週間取り上げられます。 GDevelop Discord サーバーで特別な称号を与えられます。 3か月間の GDevelop Gold サブスクリプション が提供されます! ゲームが GDevelop の SNS で共有されます。 賞品の規模的には従来の Weekend Jam と同程度ですが、開催期間は日本時間で 2023年5月20日午前3時から2023年5月29日午前4時まで の9日間と長いタイプのゲームジャムです。 まぁこの手のイベントは参加することに意義があるので、たとえゲーム制作に自信が無くても気軽に参加したら良いと思います👍 ただし、「ブラウザで遊べること」や「テキストは英語」などのルールが決められているので、参加する際はルールも良く確認しておきましょう。(なお英語) テーマはいつもどおり、開始と同時に発表されます。 ちなみに、立場上たぶん私は参加しませ~ん 😢(協力はするけどね) 今後、ゲームジャムに進展あり次第、こ

GDevelop Wiki がリニューアル!

イメージ
あの 時代遅れなデザインだった GDevelop 公式 Wiki が新たに GDevelop documentation としてリニューアルされました👏😀  スッキリとしたデザインになり読みやすく(?)なりましたね。 なお、旧 Wiki にあった 翻訳ページは全て削除 されましたw もちろん日本語版 Wiki も消えたので、アクセスしても新しくなった GDevelop documentation サイト(英語)のトップページに転送されるのでご注意ください。 このブログからも、いくつか旧 Wiki のページにリンクを張っていたのですが、それらもトップページに飛ばされるので、気がむいたときにちょこちょこ直していこうと思います……🤤 ただ、個人的には旧日本語版 Wiki は翻訳作業があまり活発ではなかったため、古い情報のままだったページが多く、そこそこ問題発生の原因にもなっていたので、逆に良かったかもしれないと思っています。 今はブラウザに翻訳機能がありますしね👍 なお、将来的には閲覧者の言語にあわせて、翻訳されたページを表示する機能が追加されるかもしれないとのことです。 あ、あと近々 Steam で GDevelop が配布されるようになるそうです。 以上!👋

ここ最近の GDevelop バージョンアップまとめ

イメージ
今更ながら明けおめです🎍 メジャーバージョンアップした GDevelop 5.1.147 以降のバージョンアップまとめ記事はサボっていましたが、それから3ヶ月でこれまただいぶ変わりましたので、年明けしたこのタイミングでザックリとまとめてみました。 今まで以上に手抜きですが今年もよろしくお願いします🤤 5.1.148 ~ 5.1.149 なんかいろいろ UI / UX の改善 パーティクルオブジェクトの条件と式をいくつか追加 タイマー、Tween、その他の拡張機能のオートコンプリートを追加 レイヤーパネルでレイヤーをドラッグアンドドロップできるように改善 「ドラッグ可能なオブジェクト」ビヘイビアに、「ドロップされた」条件を追加 イベントで使用されているのに定義はされていない変数もオートコンプリートされるように改善 ただし環境設定で「イベントで使われているが変数リストで宣言されていない変数名を提案(オートコンプリート)する」を ON にする必要があります。 パーティクルオブジェクトのバグをいくつか修正 などなど…… 5.1.150 ~ 5.1.151 なんかいろいろ UI / UX の改善 独自の拡張機能に関するいくつかの高度な機能追加 スプライトの条件「アニメーションは再生完了した」の条件達成が早すぎる問題を修正 アニメーションが最後のフレームに入るとすぐに条件達成していたのを、最後のフレームが再生速度に基づいた時間だけ表示されるまで待機するようになりました。 JavaScript イベントの折り返しを修正 えっ……個人的には改悪なんですがw😥 などなど…… 5.1.152 ~ 5.1.153 UI をすごく改善 デスクトップ版からもクラウドへの保存・開くが可能になった プレミアム(有料)アセットパックをアセットストアから購入できるようになった エディター内チュートリアルを刷新 プロフィールに寄付ページ(Ko-fi、Patreon、Paypal、Githubなど)へのリンクを掲載できるようになった リーダーボードの色がカスタマイズ可能になった ただしシルバーかゴールドのサブスクが必要。 プロジェクト作成時にゲームの解像度を選択できるようになった 「2つの角度間の線形補間」(lerpAngle)式を追加 2つの角度間の最短距離を直線的に補完します。 物理エンジン2

【GDevelop】謎の新機能を利用している「パネルスプライトボタン」を使ってみよう!

イメージ
全然アナウンスされていないので、まだ知らない方も多いかと思いますが、Version 5.1.150 からアセットストアに「Menu bottons」というアセットパックが追加されています。 このアセットパックには、なんと簡単にボタンが作れるという便利機能が含まれていて、シーンに追加するだけで、カスタマイズ可能なボタンのオブジェクトが追加されます! さらに、オブジェクトの新規作成画面には「Panel Sprite Button」というオブジェクトが追加されるので、ここから新たなボタンを作成することも出来るようになります。 ボタンのカスタマイズ方法は簡単で、オブジェクトの編集画面を開くだけです。 するとプロパティ画面が既存のオブジェクトとは異なることに気が付くと思います。 ここでボタンのラベルやデザインなどを自由にカスタマイズすることができます。 もちろん専用の条件やアクションや式も用意されているので、すぐにイベントを組むことができます。(PANEL SPRITE BUTTON というカテゴリーです) まだ開発中なので、エディターと実際のゲーム上での見た目に差異があったりするときもありますが😅、サクッとボタンが作れちゃう、とても便利な機能なのでどんどん活用していきましょう! ……。 さてイキナリですがw、ここからはこの謎のオブジェクトの正体について探っていきたいと思います🤓 唐突に現れたこの新オブジェクトですが、実は拡張機能として提供されているものだったりします。 なので先のアセットを追加したゲームには、その拡張機能「Panel Sprite Button」も合わせて追加されます。 (ちなみに、この拡張機能はアセットストアからボタンを追加する以外にも、他の拡張機能と同じように検索画面からも追加することができます) そして、この拡張機能には「既存のオブジェクトを組み合わせた新たなオブジェクトを作成できる」という、謎の新機能が使われているようです。 例えば、「Panel Sprite Button」は「テキスト」オブジェクトと、3つの「パネルスプライト(9パッチ)」を組み合わせて作られています。 この機能について、4ian 氏は Discord で「この機能はまだ初期段階だし、かなり制限があるから、編集するためのインターフェイスはまだ用意していないよ。でも、徐々に拡張機

メジャーバージョンアップ!GDevelop 5.1.147 がリリースされました。

イメージ
バージョン 5.0.141 がリリースされてから 2 日おきくらいのペースでバグフィックスがリリースされ続けるという工程を 6 回ほど繰り返して😅、ついにメジャーバージョンアップとなる GDevelop 5.1(5.1.147)がリリースされました🎉 今回はその間に追加や修正された内容について解説します。 ちなみに、メジャーバージョンアップに合わせて公式ブログからも、これまでの主要な新機能や改善の内容をまとめた記事が公開されています。 GDevelop 5.1 Is Here! What's New? (英語) ✨ 新機能 プレイヤー認証 ゲームに GDevelop アカウントでログインできる認証機能を、追加できるようになりました。 これはまだ実験的な機能なため、GDevelop アカウントのプレイヤー(ユーザー)名を取得したり、そのプレイヤー名でリーダーボードにスコア送信できるようになっただけですが、将来的にはプレイヤーを ID で識別し、個々にゲームの進行状況を記録したり、所有アイテムを管理したりできるようになるようです。 (つまりソーシャルゲームが作れるようになるっぽい?🤔) 詳しくは Wiki の「 Player authentication 」(英語)ページをチェック! 🪙 新しいサブスクリプションのプラン クラウド保存やリーダーボードやゲーム分析など、色々なサービスが追加されたのでサブスクのプランも新しくなりました。まぁぶっちゃけ値上げです😅 新しいプランは「SILVER」と「GOLD」というプラン名です。 料金はそれぞれ月額 4.99 ユーロと月額 9.99 ユーロです(およそ 5 ドルと 10 ドルに相当)、まぁ一見安そうに…いや実際安いのですが、現在(2022年10月)は円安状態であることを忘れてはいけません。 執筆時点では 4.99 ユーロは約 706 円、9.99 ユーロは約 1,414円です😭 なお、既に旧プランの「Indie」または「Pro」プランを契約している方は、値段据え置きのまま、それぞれ「SILVER」または「GOLD」プランのサービスが受けられます。 あ、もちろん 無料プラン「FREE」は引き続き利用可能 です👍 プラン変更に関する公式からのお知らせは「 New Premium Subscriptions F

GDevelop 5.0.140 がリリースされました。

すぐに次のリリースが出るかもしれないから様子を見よう、などと思っているうちに、リリースからだいぶ時間が経ってしまいました😅 今回も個人的に重要だと思ったもののみピックアップして紹介していきます。 ✨ 新機能 GDevelop Cloud Web ブラウザ版 GDevelop で、プロジェクトを GDevelop のクラウドに保存できるようになりました。(要アカウント登録) 保存できるプロジェクトの数は、サブスク未契約(無料プラン)のユーザーは 10 個まで、Indie プランなら 50 個まで、Pro プランなら 100 個まで保存できます。 近い将来、クラウドに保存したプロジェクトをデスクトップ版の GDevelop でもロードできるようになるそうです。 PayPal でもサブスク契約が可能に 日本では結局クレカが必要な気もしますが、PayPal でも GDevelop サブスクリプションを購入できるようになりました。 💝 改善点 Android 12 以降のスプラッシュスクリーンアイコンをサポート 「アイコンとサムネイル」から追加できます。 物理エンジンのパフォーマンスを大幅に改善 エディターにインスタンスを選択できないようにする「キャンバス内での選択を防ぐ」チェックボックスを追加 今までは動かなくするだけでしたが、これで選択もできなくなります。解除したい場合はインスタンス一覧から選択して、チェックを外します。 カメラのズームと回転の Tween アクションを追加 ホームタブの改善 タイルマップのサイズを変更するアクションを追加 イベントシートでの検索と置換の改善 空のテキストに置換しようとすると GDevelop が落ちるバグを修正(なんでバグ修正をここに書いたのかは不明😅) 各ゲームのダッシュボードに収益化(Monetization)タブを追加 Liluo.io で公開されている場合、ゲームページに広告を掲載することができます。 収益は GDevelop が受け取り Liluo.io の運用などに利用されるようですが、将来的には十分な収益を生み出すゲームは「収益分配」を受けることができるようになる予定のようです。 ⚙️ 拡張機能、🎨 リソース、🕹 サンプル 追加された拡張機能のみご紹介。 「Crypto Api」コミュニティー拡張機能の追加 Mat

公式ゲームジャム GDevelop Game Jam #2 が開催!賞金 $1000!

イメージ
ゲームジャム(Game Jam)とは、決められた期間内に決められたテーマに沿ったゲームを作成して発表しよう!というイベントです。 GDevelop Game Jam #2 GDevelop 公式が主催のゲームジャムは、このゲームジャムで 4 回目です。 過去のゲームジャムはこちら↓ GDevelop Game Jam #1 GDevelop Examples Jam #1 GDevelop Weekend Jam #1 そして今回のゲームジャムは、これまでで最大のイベントになることを目指しているそうで、なんと賞金総額は $1000 です!💰(#1 の総額の約半分に減っていることはヒミツだぞ!) 総合スコアの上位 10 ゲームは勝者となり、開発者は 6 か月の GDevelop Pro サブスクが無料で提供され、さらに審査員賞の対象となる機会を受け取ります。(つまり必ずしも審査員賞の賞金ももらえるとは限らない、ということです) また、GDevelop Discord サーバーで特別な称号(数週間は「最新のジャム勝者」、その後「過去のジャム勝者」)を与えられます。 審査員賞は次の通り 1位 $300 の賞金 2位 $250 の賞金 3位 $200 の賞金 4位 $150 の賞金 5位 $100 の賞金 まぁこの手のイベントは参加することに意義があるので、たとえゲーム制作に自信が無くても気軽に参加したら良いと思います👍 ただし、「ブラウザで遊べること」や「テキストは英語」などのルールが決められているので、参加する際はルールも良く確認しておきましょう。(なお英語) 開催期間は日本時間で、2022年7月30日午前3時~2022年8月8日午前4時です。 テーマは開始と同時に発表されます。 たぶん私も参加しま~す🤑 [2022年08月19日追記] 8月8日に募集が終了し、そこから1週間の評価期間を経てゲームジャムは終了しました👏 参加作品は242作品にも及び、10日で作られたとは思えない作品が数多く提出されました。 GDevelop Game Jam #2 の結果はこちら 気になる作品があったらプレイしてみましょう! ちなみに私の作品「 Falconer 」は4位という評価をいただきました🙌 前回より高い順位になれたので、とてもうれしいです!😆 今回も入賞したので6ヶ

このブログの人気の投稿

GDevelop の「イベント」を正しく理解しよう

ここ最近の GDevelop バージョンアップまとめ

ブラウザ上で動く GDevelop オンライン版を試してみた感想