GDevelop 5.0.123 がリリースされました。

めっちゃ私事ですが、このバージョンから貢献者のリストに私(PANDAKO)が追加されました🙌
やったねヽ(=´▽`=)ノ☆

さて、今回のバージョンアップは拡張機能の追加がメインっぽいです。

💝 改善点

・エディター上のリストにアニメーションを追加しました。

はて?なんのことやら🤔、かと思いますが、クリックすると内容が下にスッて出てくるリスト型の UI がエディターの至るところで利用されてるじゃないですか。あれの開閉時にアニメーションするようになりましたよってだけです。言われても気が付かないレベルw

・P2P でカスタム ICE サーバーが利用できるようになりました。

P2P 機能自体が難しいので、ちょっと何言ってるのか分かりませんw
Wiki が更新されることに期待です😅

・シーン変数のカテゴリーが変更されました。

アクション/条件/式の編集画面で、シーン変数のカテゴリーが設けられました。

しかし困ったことに、翻訳が反映されていない関係で、現状は「変数」カテゴリーから外れてしまっている状態です。😢
早く翻訳が反映されることに期待です。

⚙️ 拡張機能、🎨 リソース、🕹 サンプル

今回もたくさんの追加や更新がおこわれましたが、ここでは追加された拡張機能だけご紹介します。

・「Idle object tracker」ビヘイビアを追加しました。

オブジェクトが一定時間移動しなかったかどうかをチェックする条件が利用できるようになります。(許容範囲も設定可能です)

・「WebSocket client」ビヘイビアを追加しました。

サーバーとの双方向通信を可能にします。
つまりオンラインゲームが作れるようになる拡張機能です!

実際に利用するには、別途 WebSocket サーバーを構築しないとダメなんですが、なんと GDevelop で WebSocket サーバーを構築できるようになる拡張機能が間もなく登場!とのことです😆

・「Behavior Remapper」ビヘイビアを追加しました。

「プラットフォームキャラクター」ビヘイビアと「トップダウン移動」ビヘイビアの、デフォルトコントロールのキーを変更できるようにします。

🐛 バグの修正

今回もたくさん修正されましたので、気になる点だけピックアップです。

・「オブジェクトを分離する」アクションの処理を改善しました。

複数のオブジェクトと接触しているときの引き離し処理が改善されて、プルプルしなくなったそうです。

🤓 まとめ

実は WebSocket のビヘイビアは私も作っていたのですが、そもそもサーバー建てないと使えないビヘイビアを提出してもしょうがないな、と思っていたら別の方が作ったものが採用されました👏
とても良い出来なので、私のは提出しなくて良かったですw

しかし、どうも最近は拡張機能で新機能を追加する傾向があるようですが、そうなると翻訳できないので、日本語ユーザーにはちょっと敷居が高くなってしまうのではないかと危惧しております。

あと早く翻訳反映してほしいです😅

ここで紹介した点以外にも、色々と追加や変更がおこなわれているので、詳しくは GitHub の GDevelop Releases ページをチェック!

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