2024年1月から2025年6月までの GDevelop バージョンアップまとめ(を AI に書かせてみたw)

猫も杓子も AI! AI!
世はまさに大 AI 時代!!!

ということで、GDevelop もそんなビックウェーブに乗っかり、結構早く(2023年6月)から AI を搭載しています。
当初の AI 機能は控えめに言ってゴミだったのですが、最近はチャット形式で回答してくれるようになり、実用性もだいぶ高まってきました。

そこで私も GDevelop の AI にバージョンアップまとめ記事を書いてもらおうと思ったのですが、見事に断られましたw

まぁこれはこれで賢い回答ですが……

仕方なくメジャーどころの Chat-GPT と Copilot と Gemini に依頼してみたところ、それぞれ以下のようなタイトルで記事を作ってくれました。(カジュアルな雰囲気で、と依頼しています)

Chat-GPT
🚀 この数年でGDevelopはどう進化した?2024〜2025まとめ!

Copilot
GDevelop、爆速進化中!2024〜2025年の神アップデートまとめ🎮✨

Gemini
GDevelop、まさかの大進化!2024年からのヤバい新機能、まとめてみた!

三者三様で面白かったのですが、内容の正確性と取捨選択の方向性から……

自分で書くことにしましたw

いや、十分良い記事を書いてくれるのですが、細かいところが気になっちゃって、そのままここに貼り付ける気にはなれませんでした😅

ということで、以下、私が書いた2024年1月から2025年6月までの GDevelop バージョンアップまとめです。


2024年1月から2025年6月までの GDevelop バージョンアップまとめ(人力)

相変わらず GDevelop は「寝る前に思いついたんで実装しました!」くらいな勢いでアップデートしてくるので、なかなか追いきれないこともあるかと思います。

なので、この記事では、2024年から2025年6月現在までに追加された注目機能や改善点を、ざっくりと紹介していきます!

🌐 オンラインマルチプレイ機能の追加(2024年6月の v5.4.202-beta から)

3D 対応の次はオンラインマルチプレイに対応!
オンライン対戦ゲームやチャットなどが作れるようになりました!
無料アカウントでも制限はあるけど(1ロビー、最大4プレイヤー)利用できるのは嬉しいですね。

🚘 3D 機能強化!物理演算にも対応!(2024年12月の v5.5.220 から)

3D物理エンジンに Jolt Physics を採用!リアルな車の動きを再現できる「3D物理カー」ビヘイビアなどの、3D用ビヘイビアも色々と追加されました!

また、3D ボックスオブジェクトの色調変更や、3Dモデルのクロスフェードアニメーションなど、表現の幅を広げる機能も追加されました。

🧠 AIアシスタントが登場!(2025年5月の v5.5.230 から)

以前のポンコツゲーム制作 AI とは別物の、チャット形式で質問に答えてくれる AI が搭載されました。

最近ではなんと、シーン、オブジェクト、インスタンス、イベントなどを AI が生成できるようにまでなっています。(さすがにそのへんはまだベータ版ですが)

もちろん、まだまだ「指示だけでゲームが完成できちゃうぜ!」とはいきませんが、プロトタイピングや学習の力強い味方となってくれるでしょう。

なお、利用には GDevelop クレジットが必要です。(サブスク垢なら毎月の無料枠あり)
無料アカウントでは4回まで試せます。

🗺️ 新しいタイルマップオブジェクトが追加!(2024年7月の v5.4.207 から)

これにより既存のタイルマップオブジェクトは「外部タイルマップ」オブジェクトという名称に変更されました。

新しいタイルマップオブジェクトは GDevelop 上で編集できるので、より素早く、手軽に構築できるようになりました。
特にヒットボックス(衝突マスク)の設定が可能になった点は大きいです。
また、タイルの差し替えや判定などもイベントからおこなえるので、より柔軟なマップ構築が可能です。

唯一、アニメーションには対応していないのが残念なところです。

🗃️ 念願のローカル変数に対応!(2024年6月の v5.4.202-beta から)

そのイベント下でのみ有効な、使い捨て変数が利用できるようになりました。
これで else 判定やループカウントなどのために、わざわざシーン変数を用意する必要はなくなりました。超便利。

※ローカル変数は、そのイベントの実行が終了すると同時に破棄されるので、次のフレームに持ち越すなどはできません。毎回そのイベント実行開始時に宣言(初期化)されます。

他にもグローバル変数やシーン変数などを意識すること無く、統一的に扱えるようになる改善も加えられています。

なお、その影響で、変数宣言はほぼ必須になり、グローバルとシーンに同名の変数(またはオブジェクト)を作成しようとすると、強制的に名称が修正されるようになった点に注意してください。

🦴 Spine 形式のアニメーションに対応!

まだ実験的ですが Spine オブジェクトが追加されました。

Spine はボーンアニメーションやメッシュ変形などで、キャラクターのアニメーションを作成することができる 2D アニメーション制作に特化したソフトウェアです。
軽量なデータ容量でありながら、非常に滑らかなアニメーションを実現できる点が特徴なのですが、まず Spine のライセンス費用が高額($439 USD、割引で $369)な点と、GDevelop の Spine ランタイム(要は再生機能)が古いバージョンにしか対応していないため、利用できる機能が少ないなど、なかなか手を出す気になれないのが現状です🤤

ちなみに、GDevelop 公式が開催する BIG Game Jam で 1 位になれば、賞品として Spine の Professional ライセンスがもらえたので、(今後はわからんけど)興味のある方はチャレンジしてみてください👍

📱ワンクリックで iOS 向けゲームがエクスポート可能に!(2024年3月の v5.3.192 から)

ついに iOS へのエクスポートにも対応しました!
しかも iOS 開発ツール不要どころか Mac すらも不要!いいんかコレw(さらに App Store Connect にも自動で送信してくれる)

なお、さすがにこの機能は Gold または Pro のサブスクが必要です。(クラウド上の macOS の維持費用がかかるため)

🤓 まとめ

今回取り上げた機能以外にも、カスタムオブジェクトにエディター機能の追加や、UI / UX の改善、プレミアムな学習コースの追加などなど、進化は多岐にわたります。
もっと詳しく知りたい方は GitHub の GDevelop Releases ページをチェックしてみてくださいね!

初心者でも直感的に使える点はそのままに、より高度で表現豊かなゲームが作れるようになった GDevelop から今後も目が離せませんね☆(AI みたいな締めくくりになったな)

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