GDevelop 5.0.130 がリリースされました。

なかなか 129 がプレリリースから進まないなーっと思っていたら、130 がリリースされました😅

今回は新機能もないし、それほど大きなバージョンアップではありませんが、Liluo.io を利用している人はバージョンアップしておいて損はないと思います👍

💝 改善点

今回は大きく分けて 3 つの改善がおこなわれたようです。

インターフェースの改善 ✨

  • イベントの有効/無効を切り替えるショートカット(Dキー)が追加されました。一般的なプログラミングで言うところのコメントアウトの機能です。
  • エディター上部にあるシーンやイベントシートのタブを、ドラッグして並び替えられるようになりました👏(タッチスクリーンでは出来ないそうです)
  • イベントシートのコメントやイベントグループのテキストを、検索と置換ができるようになりました。
  • 変数、ビヘイビア、エフェクト、イベントが何もない状態のときは、中央に追加するボタンが表示されるようになりました。
  • 一貫性を保つため、シーンエディタとオブジェクトリストの右クリックメニューが修正されました。何がどう変わったのかは不明😅
  • ストアなどでの検索を微調整して、短い単語をより適切に処理できるように改善されました。
  • インスタンスのプロパティパネルで、オブジェクトとインスタンスのプロパティが明確に分かれるようになりました。
  • 管理権限の無いゲームのビルドにアクセスすると、警告が表示されるようになりました。管理権限については以下を参照してね。

ゲーム管理の改善(Liluo.io)🎮

  • ゲームの管理者を設定できるようになりました。複数のユーザーを管理者にすることも可能です。

「ファイル > ゲームダッシュボード >(対象ゲームの)詳細 > ゲームの詳細を編集」で、管理者の変更が可能です。

管理者だけがゲームの詳細を編集したり、新しいビルドを公開したりできるようになります。

  • Liluo.io に掲載するサムネイルを設定できるようになりました。(「アイコンとサムネイル」から設定できます)
  • ゲームのジャンルを 4 つまで設定できるようになりました。将来のカテゴリ分けに利用されるそうです。

ゲームエンジンの改善 🕹

  • カメラが指定された境界から出ないようにする、「境界内にカメラを強制する」アクションが新しく追加されました。これは従来の「境界内でオブジェクトの中央にカメラを合わせる」より柔軟に利用できます。
  • スプライトとタイルスプライトにサイズのアクションと条件が追加されました。意外にも、これまでは幅や高さをチェックする条件って無かったんですね😅追加されたアクションでは幅と高さを一度に設定できます。単位はピクセルです。
  • 拡張機能で AUDIO カテゴリがりようできるようになりました。❓何も変わってないように見えるんですが……なんのことだか不明🤔
  • 「ドラッグ可能なオブジェクト」ビヘイビアでカスタム衝突マスクを使用できるオプションが追加されました。

⚙️ 拡張機能、🎨 リソース、🕹 サンプル

・Marching Squares (experimental) 拡張機能の更新

衝突の最適化がおこなわれました。

・Pop-up 拡張機能を追加

ブラウザのネイティブポップアップ(こういうのとかこういうの)が利用できるようになります。

・Swipe Detector 拡張機能を追加

スワイプ操作を検知できるようにする拡張機能です。
任意のオブジェクトにこの拡張機能を追加することで、スワイプを検知したり、スワイプの方向、角度、位置などを式で取得できるようになります。
サンプルも追加されています。

🐛 バグの修正

9 件ほど修正されたようですが、特に(個人的には)影響の大きそうなものは無かったのでスルー🤤

🤓 まとめ

今まで出来そうで出来なかった、エディター上部のタブの入れ替えが出来るようになったのは嬉しいですね。
あと、追加された「Swipe Detector」拡張機能も便利そうです😊

Liluo.io に関する改善も続いていてイイ感じです。
とはいえサイトはまだまだ未熟な感じなので、早く多くの人が利用するゲームサイトに成長してくれたらと思います。

欲を言えば itch.io くらい大きなサイトになって、マネタイズにも対応してくれると嬉しいのですがw😆
まぁそうなるにはまだまだ時間が必要ですね。

ここで紹介した点以外にも、色々と追加や変更がおこなわれているので、詳しくは GitHub の GDevelop Releases ページをチェック!

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